令和5年9月
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医師・歯科院長先生へ
■医師・歯科院長先生へ
歯科医院淘汰の時代?
今や歯科医院は、飽和状態になり患者さんの奪い合いとなっております。
今後もこの状況は続き、歯科医院経営は大変な時代となっております。
下記、開業医院数・国家試験合格者数を見ても明らかです。
しかし、そんなことはありません。
こんな時こそ、各院長先生がチャンスと思い積極的にアイディアを出し、医院を盛り上げていかなければなりません。
■歯科医院の繁栄条件
歯科医院が繁盛する要件としましては、下記のようなものがあるのではないでしょうか?
1.立地条件 | ||
2.先生の人柄 | ||
患者さんや職員と、コミュニケーションがうまくいっていますか | ||
3.感じの良い職員の応対態度 | ||
4.口コミで良い評判が伝わる総合的な評価を受けている | ||
①リラックスできる診療室・待合室になっているか | ||
・壁の色 | ||
・BGM音楽 | ||
・照明 | ||
②患者さんに役立つ情報提供がされているか | ||
③診療時間が患者さんに合った時間帯に設定されているか | ||
④高度な治療技術(手先が不器用だとダメです)や、 幅広い医学知識を持っていて、患者さんに説明・理解がされているか |
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(無口だとこの点はダメです) | ||
⑤予防歯科や審美歯科をうまく取り入れられる体制となっているか | ||
5.最後に、経営者としての勉強努力をしていますか |
■歯科医院は税理士・会計事務所と似ている?
私が運営している税理士事務所も、似たような状況に側面しております。
1.税理士の合格者数が多い | |
不況であれば手に職を身につけたいと思う人は多いです。 | |
そのため、合格率は変わらないとしても受験者数が多いと、必然的に合格者数が多くなります。 | |
2.独立開業者が多い | |
「石を投げれば税理士に当たる。」と、よく言われたほど税理士の独立開業者は多いです。 |
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合格者は、いずれは開業することを望んでいる人が多いです。 | |
3.料金の値下げ競争が起きている。 | |
私もそうでしたが、開業当初の人は遊んでいるより、安い料金でも仕事にありつけた方がよい。 と、思う人が多かったりしますので、税理士業界は料金を極端に安くする風潮が一部にあります。 |
以上のように、税理士業界も生きていくため大変な状況となっております。
しかし、当事務所では少しずつアイデアを出し、新規顧客獲得・お客様の
喜ぶ仕事の実現のため、日々まい進しております。
(たまには失敗をしておりますが、それを糧にしております)
厚生労働省資料より (歯科医院)
・歯科医院の年度別 開業・廃業推移表
1998年 | 1999年 | 2000年 | 2001年 | 2002年 | 5年間累計 | |
開業 | 2,300 | 2,640 | 2,270 | 2,380 | 2,630 | 12,230 |
廃業 | 1,240 | 1,780 | 1,300 | 1,350 | 1,710 | 7,400 |
純増加件数 | 1,060 | 858 | 965 | 1,027 | 920 | 4,830 |
・歯科医師国家試験合格者数
2000年 | 2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 5年間累計 | |
合格者数 | 2,100 | 3,150 | 2,460 | 2,930 | 2,190 | 12,840 |
・関東の歯科診療所数(2003年12月31日現在)
東京都 | 神奈川県 | 千葉県 | 埼玉県 | 合計 |
10,370 | 4,560 | 2,990 | 3,110 | 21,040 |
(注)10人未満切捨て表示